不思議な自信


コンドミニアムの部屋には必ずある排水溝。洗濯機やらシャワーある場所に設置されている。その排水溝から漂う臭いが時に気になるので、時々熱湯を流していた。水でもいいらしい。しかしそこにBleachを入れるともっといいと聞いたので今日スーパーに買いにいった。そこでZonrox という商品を手にとっていると 6 in 1という表記が目に入る。これは、水6に対して1入れる量比なのかと思って聞いたら近くにいた中年の女性曰く、
「ほかの商品と比べて6倍効果があるということよ。でも私はこれじゃないものを勧めるわね」
と私を隣の列に連れていく。
「これがいいわね」
「どうしてこれを勧めるの?なにがいいの」
「私が使っているから」

こういう不思議な自信に出会うことが、フィリピンでは時々ある。
「これは正しいわ、だって私が言うのだから」
初対面の人に言われても説得力がいまひとつ薄いのだが、まあいい。排水溝の臭いは結局、定期的に水を流すことで解決に向かっている。洗剤は一度使っただけで終わってしまった。

職場でも、根拠のない自信に出くわすことにある。自信たっぷりの態度とでもいおうか。その自信の通りであれば話は簡単なのだが、そうは問屋がおろさないので、こちらでの二重三重のチェックが必要になる。私が興味あるのは、間違っている場合も多々あるのに、ミスが起きてもあくびれもなく自信を持ち続ける彼らの、この自信の依って立つところはどこにあるのだろう、という点だ。思わず聞きたくなってしまう。
What makes you so confident??

一方、この自信たっぷりの態度を、フィリピン人の十分の一でもいいから日本人も持てば、社会がもっといい方向に進むかもしれない、とさえ思ってしまう。

台湾へ


6月12日(月)はフィリピンの休日だったので土曜から月曜までに2泊3日で台湾に行ってきた。台湾はいいとは聞いていたが今まで訪れる機会がなかった。日本からだと沖縄の先にある、という感覚だったが、マニラからだと飛行機で2時間と近い。実際帰りは1時間半だった。これまでの旅は日本に戻るか出張だったので、マニラに来て初めての海外旅行でもあった。

台湾、特に台北の街の造りはどこか日本に似ており、数寄屋橋を彷彿させる場所もあった。それもそのはず忠孝西路を含む二つの大通りは日本占領時に日本人が作ったものらしい。
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故宮博物館に続き、マッサージに飲茶や刀匠麺などのおいしい食べ物を楽しんだ。何より普通に街歩きができることがうれしかった。3日目の午後3時頃は急に滝のような雨が降り始めたが、それでも街中をタクシーが走っておりつかまるところがすごい。

暑いけれど台北にいるだけでワクワクしていた。焼き立てのパンの香りがしてきたり、街をブラブラ歩けるという何気ない日常がうれしかった。電車に乗って移動することもできるので、必ずしも車に頼らなくていいことも嬉しい要素。しかも電車(MRT)の中もプラットフォームも日本の電車より広めにできている。市政府駅の地下は日本のデバ地下のようなお店が並ぶつくりになっている。街を歩いていると、ファミリーマートやらセブンイレブン、大戸屋など日本のお店も散見される。セブンイレブンの中も入ってみた。マニラと違って、日本のセブンイレブンかと見まがうようだ。それでいて街を歩いているとやはり亜熱帯でもある。
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九份にも足を延ばしてみた。台北からバスで1時間半ほどだった。日曜とあってなかなかのにぎわい。
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今回は、仕事に追われていたので息抜きが必要と思い、勢いで行ってしまったがよかった。またの再訪を楽しみにしている。

マニラの住み心地


マニラの住み心地は悪くない。日常生活は快適な要素が多い。果物や野菜は豊富だし、食材の価格は割安。スーパーに行けばある程度は日本の食材も手に入る。家事代行サービス(という言い方が不自然に響くほど、フィリピン社会に溶け込んだ仕事になっている)は充実しているので働く女性にはとてもやさしい社会の仕組みになっている。体を動かしたいのであればダイビングやゴルフもできるし、そこまでしないでも日常的にジムやプール、マッサージも気軽に通える。外食産業も発達している(ただし享受できるかは好みに左右される)。病院や医療設備も整備されている。社会全体が子どもには無条件にやさしい。子どもだと何でも許される感じなので、子連れ家族も外出先でのストレスはほぼ皆無だと思う(この点はまた別の機会に譲りたい)。ともあれ、こういう社会なので、女性は生きやすい社会だと思う。その空気に慣れてしまっているせいか、日本人男性もレディーファースト(死語?)の行動が自然に出るし、明らかに女性も日本にいる以上に堂々としている。歓迎すべき状況である。

ちなみに私が子どもの頃は、商社のマニラ駐在だった若王子さん誘拐事件もあり、マニラ=危ないの印象だった。そこまで遡らずともこの10年でマニラ市内は大きく変わった。特に、住居インフラ(いわゆるコンドミニアム)が次々とできて、空き地同然だった土地に、住居やショッピングセンターの新しい地区(BGCやRockwell)も発展し、10年以上前から住む人に言わせれば隔世の感があるという。相対的なものだとは思うが、中東やアフリカで外国人として過ごしてからマニラに来た友人たちと話していると、今のマニラは恵まれている環境、だと認めざるを得ない。さはさりながら、マニラいいよ~とも言いきれない理由はいくつかある。今のところ、まさにこの3点に尽きる。

1. 自由に歩ける範囲がかなり限定される
ぶらっと好きな時に好きなだけ歩いてみる、という贅沢は望めない。歩きでなくても自転車でもジョギングでもいいが、そういう一定の距離を自分の足を使って動こうとしてもその選択肢がない。なぜか。まず暑い。今日の気温は34度だが、気温より指すような日差しの中で5分も歩く気になれない。そういう意味では、過ぎ近くでも車で移動する沖縄と通じるところがあるのだろう。たとえ歩けても5分も歩けば渋滞のローカル道路にぶつかってしまう。車の多く排気ガスもひどいので、事故の危険性も高くなるのですぐさま踵を返すことになる。先日、ジョギング好きな私の友人がジョギングするコースを探し、何とかみつけた。地元の住宅街なので、本来はジョギングコースではないし、もともと住宅街でバランガイ(町内会や地元の集会所)もあるので道路のあちこちに絶えず人がいる。そこでジョギングの時間帯も、住民が教会に行く間の日曜朝6時~7時と自ずと限定された。暑さは覚悟の上で歩こうにもジョギングしようにも結局こうした制限がかかる。

2. 衛生観念の違い
パン屋にいた時のこと。レジの店員が私の注文したパンを袋に入れようとしている前で、別の店員が急に掃き掃除を始める。思わず、「いま、そこで掃除はやめてください。パンに埃がつくの、いやなんです」とまで言わなくてはならない。察するとか配慮とかはフィリピンでは期待できない以上、その場で「こうしてほしい」「こうしてほしくない」ことを明確に言うしかない。モール内のお店でも、なぜか客が食べている傍ではき掃除が始まるケースに遭遇したのも一度ではない。

3. 予約の意味、時間感覚
以前、日本社会にいた人にとって、時間感覚がゆるくなるのはマニラだけではあるまい。20-30分は許容範囲とみなされているかようだ。それはもう慣れた。しかし、である。予約時間に遅れるからとの連絡が、あるわけでもない。そしてこれには閉口する。
私の住むコンドミニアムには害虫駆除サービスがついており、3ヶ月に1度、業者が各部屋を回る。平日昼間は仕事なので自ずと日を改め、土曜日の予約となる。それが今日の朝10時の予定だった。トウゼン、10時に来やしない。10時半になっても気配すらない。平日仕事していると土曜にしかできないころもある。やおら、害虫駆除担当の管理事務所に電話することになる。「予約している害虫駆除の業者が来ません。午後の予定もあるので来るかどうか調べて連絡下さい」。すると電話口の主は「フォローアップします」と話す。ちなみにこの2語、「フォローアップします」「コーディネートします」は使いようであり、曲者でもある。フォローアップしたところで何も起こらないことも珍しくない。「フォローアップして、業者が来るか来ないかのを連絡する」まで手はずを整えないと、ひたすら待ちぼうけをくらう週末になりかねない。

さて、業者は果たせるかな11時にやってきた。もちろんあくびれもなく謝ることもない。これからも害虫駆除が毎回これでは困るので、終了後に聞いた。
「今日はどうして遅れたの?」
「忘れてました」 しれっという。
実は彼は先週も来ていて、追加の処置が必要だから来週も別の薬剤を持参してくると彼から言い出したのだ。朝9時を希望したけれどすでに先約があるから10時の枠にとメモしていたのも同じ彼。なのに、肝心の薬剤すら忘れてきているので、何をしに来たのか不思議に思ったというおまけつき。
「あの時、スケジュール表の10時枠に書き込んでいたのに、忘れたの?
「実は金曜日と思っていました」
勝手に話を作りだしている気もするがまあいい。こちらもとにかく済ませて、という気に傾いている。「土曜日の約束の時間に来るかどうかもわからない状況で待ちたくないから、次回はこういうことのないようにして」
というと、ようやく sorry..
仕事でも感じることは、フィリピンでは「段取り」とか「ほう・れん・そう」などゆめのまたゆめである。こうして、友人が話していたように「フィリピンに来て諦めることを覚えた」道を私も辿っている。

以上は、2017年5月でのベースラインとして書き留めておく。今後、自分の感じ方がどう変わっていくかが楽しみである。

ソファのクリーニング


今日は日曜日だが朝から部屋のソファのクリーニングサービスが来ることになっていた。大屋さんが手配している業者が朝9時に来る、はずだった。それが朝8時、電話の音で起こされる。
「クリーニングサービスですが」
いやいや、日曜だしこの電話で起こされたも同然。まだ寝起きである。しかも約束は9時のはずでは?予定より遅く来ることがあっても早く来る(しかも1時間前)なんてフィリピンらしくないではないか。日曜日に働くというフィリピン人も初めてだけど。

急いで朝食を済ませ入ってもらうと二人連れ。しかも英語を話す女性がボスのようだ。
「ジェニーの依頼できました」
ジェニーとは大屋さん夫婦の奥さんである。そもそもこのソファのクリーニングは、ソファを替えてほしいとの私の要望から始まった。いま住んでいる家具付きの部屋の家賃は、家具込みの値段設定になっているので家具に不備があればそこは直してもらうことになっている。このソファ、どうも座ると足がかゆくなり、赤い腫れや虫刺されの跡ができる。掃除やみえない害虫駆除などいろいろ試したけれどどれも効果がなかった。アレルギー体質ではないのにこのかゆみ発生が一度や二度ではなかったので、結局ソファを替えてもらうしかないと考えた。ところがその大屋さん、あっさり替えてくれるのかと思ったら難色を示した。そのソファを置く場所が自分の家にはなく母親の家しか思いつかない。ソファを夫の車に積めるかわからないなど、要は替えたくない意向。ちなみに大屋さん、いつも奥さんの意向が強く働いているのは自明。

とりあえず、ソファを徹底的にクリーンにングして布地を張り替えて様子をみることになった。段取りとして、まずソファを掃除して、布を調達し張替にくるという。そこまで手間をかけるよりソファを替える方が簡単な気もするが。まずはそれでやってみることになった。これでアレルギーが収まらなかったら本当に替えてもらいますよ、と釘をさして。

ソファのクリーニングなんて初めてなので、物見遊山で見ていた。
「ソファ1台に3時間かかるので、終了は正午をご予定ください」
予定など、ここでは当てにならないものだが一応教えてくれた。
「ところでこのソファのクリーニングっていくらですか?」
「ソファとマットレス)2台を3000ペソでと提示したのですが、ジェニーに高すぎる、ソファのみを1500ペソでしてほしいと言われました。ジェニーはお得意様なので今回だけということでその額でお引き受けしました。」
フィリピンペソは倍強(2.2倍)で日本円なので、このソファのクリーニングは3000円強ということになる。
フィリピン人は男女を問わずおしゃべりだが、大屋さんの値引き内容まで聞かされてしまうとは。

彼女たちの仕事ぶりを見ていると、確かにプロフェッショナルのクリーニングサービスであることが伺える。マニラは車が多いので一見して空気がよどんでおり埃も多い。大きな家に住んでいると、窓枠の埃など日常的に積もり、何部屋もある家全体の掃除はメイドなしには成り立たないほどらしい。私の場合、アパートの一室だがベッドのマットレスも今回を逃すと次いつ掃除に頼むことになるのか、しかも予約するだけでも骨である。予約をして指定した時間に来てもらうことのいかに難しいことかーこれはまた別の機会に譲ろう。

「ちなみにベッド2台分の掃除を追加でお願いするといくらになるの?」
「1200ペソです。交通費もあるので人ひとりに対して700ペソ払います。今回はすでに我々がここに来ているのでベッド1台で600でいいです」
もうここで頼んで済ませた方が楽だ。

ご丁寧に吸引機で吸った埃までみせてくれる。
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その計算でいくと2700ペソ(1200+1500=2700)のところを3000ペソと提示した業者が強者なのか、本来1800ペソ(3000-1200)のソファクリーニングを1500に値切ったジェニー大屋がしたたかなのか、まあいい勝負かもしれない。今日この後の予定はあいている、というのでこの際ベッド2台は追加でしてもらうことにした(支払いはこちら)。

「マム、お昼をはさむのでジョリビーに配達してもらってここで食べてもいいですか?」
でた、ジョリビ―!!
ジョリビ―とはなぜかフィリピン人に人気のファーストフード店。海外進出もしているらしいが、海外在住のフィリピン人向けと思われる。なぜかというのは、甘いスパゲティとか不思議な味付けが多く、油も多いので、一度試したらもう十分と思う外国人は多い。私もそのひとりだけど、それでもこれまで5回は食べる羽目になった。

「お宅の電話借りていいですか?」
「この電話は外にはつながらないですよ」
「なら自分の携帯でかけます」
不思議な会話が続く。その後、30分ほどして配達が届く。
「マム、お昼にしましょう」
と言っても私は家にあるものでのありあわせランチ。、
「ところで、ジョリビ―の何が人気なの?」
「それはもう、このチキンですよ」

お昼をしながら、聞いたのは、最初はクリーニング業者ではなく、クリーニングにつかう強力な埃吸引機を販売していた。ところがこの吸引機、値段が160000ペソ(32万円)ということもあり飛ぶように売れる訳ではない。しかし吸引機の性能を示すデモは続けないといけない。となれば、デモだけでなく自分たちで使って商売をしようと思い立って始めたのが、部屋の掃除サービスだった。埃の多いマニラでは確かに屋内の掃除の需要は高い。家は部屋の間取りが大きく部屋数もそれなりにあるので、家に住む人は掃除専用のメイドを雇用しているときく。そこまでは必要ないが定期的に部屋の掃除をしたいという家庭は(概して女性もフルタイムで仕事をしている共働きが多い)こういう業者に頼むらしい。ジェニーはまさにそうだ。毎月、3ヶ月に一回掃除にいく固定クライアントが多いという話からも伺える。そう、フィリピンでは家事の外注(アウトソーシング)が発達している。住居のメインテナンス系サービス(部屋の掃除から今日のような掃除、エアコンの掃除、修理など)のフィリピン人能力は高い。

ホスピタリティーあふれるとよく形容されるフィリピン人だが、裏を返せば営業に余念がない。
「実際、ユニット全体の掃除は、90-100ペソ/㎡ でお受けしています。ソファ、絨毯、ベット、ブラインド、窓、床の掃除をしています。この機械を使ってするためキッチンは対象外になります」
スーパーでも見知らぬ人に、たまたま前にいたというだけで、
「ハーイ、私こういうものです。興味があったら連絡下さいね!」
と、いかにも興味のなさそうな私に話しかけてくる人(しかも若い女性)が何人いたことか。フィールド調査的にはその心理を聞いてみたいものだがやめておく。

家事の一部でも自分で手が回らないのなら、プロに頼んたほうが楽だし出来もはるかにいい。
こうした家事代行のアウトソーシングは日本でもある。普通の家庭でももっと活用されていいーその思いを強くしたのはフィリピンのアウトソーシングぶりを見てからだと思う。

久しぶりにUberに乗る


Uber「相乗り」に乗った。アプリでUber を予約しようとするとUber X とUber pool(相乗り)が出てくる。相乗りサービスはマニラに来
た一年前はなく、昨年11月頃に始まったサービス。相乗りだと支払うお金が一人乗りに対して4割ほど安くなるようだが、実は相乗りは初めてだった。金曜日の夜は渋滞最高潮の時間帯なので、Uberを呼んでも一人乗りUberがなかった。こういう時はno uber is availableとメッセージが表示される。そこで相乗りのリクエストに切り替えるとすぐに一台見つかった。

5分ほどしてUberに乗り込んだ。重い荷物もあったのでやれやれと思っていると、「途中でもう一人乗せます。」と告げられる。
ちなみにこのドライバー、予定の場所で待っていた私を見つけるのに随分かかったのに、同じく見知らぬ次の乗客は走りながら不思議なほどいとも簡単にみつけた。タガログ語で彼とテキストでもしていたらしい。ともあれ、ほどなくして赤いTシャツ姿の青年が乗りこんできた。しかも後部座席の私と荷物を見るとすぐに前のドアを開けて助手席に陣取り、運転手とタガログ語で話し始めた。
「どこに行くの?」
「Makati」
「じゃあpioneerにいく僕が先だね」
と話していた模様。

そこはフィリピン人、英語にすぐにスイッチする。
「Are you Japanese? 」
この手の質問は飽きるほどされてきた。通りすがりのフィリピン人から受ける定番の質問。
「その質問、Urberやスーパーでよく聞かれるのよね。韓国人、中国人、日本人って。もし韓国人だったらどうなワケ?」
こちらとしてはほとんど現地調査のノリ、インタビューに近い。
「僕はCAなので、国籍によって会話の内容、対応の仕方を変えます」
としれっと話す。キャビンアテンダントと言われると、Tシャツの後姿が急にイケメンに見える。が気のせいかも知れない。
「その各国人はフィリピン人からすれば違うの?どう映るの?」
「日本人はdisciplined 、韓国人はalways in rush, 中国人はtalk a lot」
ステレオタイプのようにも思うが興味深い観察だ。

「じゃ僕はここで」
と降りていった。その後、ドライバーが
「お客さん、Uberは初めてですか?」
「Uberは時々使うけれど相乗りは初めて」
「そうだと思いました。私もUber始めて2か月です。だからマニラの地理に詳しくなくて」
こういうドライバーは多い。Uberだけでなくレンタカー会社のドライバーもそうだ。ちなみに、マニラのタクシーは車体が古くドライバーも当たりはずれが多いので、Uberやレンターカー会社(空港や遠距離の配車サービスをする)を私は使うことにしている。

「お客さんを降ろしたらカビテに戻ります。家はカビテなんです。」
カビテはマニラから 50km弱、車で1時間半強である。東京から横浜くらいだろうか。マニラ外のprovinceに住んでおり、Uberの仕事でマニラに来るーこういうドライバーもまた多い。マニラではUber需要が格段に高い(この背景にはBPOもひと役かっている)。Uberドライバーはそれなりのきれいな車であることが条件なので、まず車を購入すると元が取れないと成り立たない。そこでUberのドライバーが増え、マニラ参入のドライバーと車も増える。結果、マニラの渋滞が加速される。

「一晩休んで明日に備えます。明朝7時からまた運転です」
フィリピン人は全体的にゆったりしているけれど、働き者も多い。(ただし段取りや効率はあまり考えない印象だ。)
Uberを通してフィリピンの世相が垣間見えて興味深い。

プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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