感心しつつも疲れたり


人間ドックなるものに行ってみました。
職場の契約病院にいくこと、とのことでリストから選んでみたのは都内のとある病院。
どうせなら普段行かないような都会のハイソな病院に行ってみよう~ とのミーハー心も
手伝って選んだ病院です。もちろん予算もあるので、それとも相談です。
また希望したけれど年度内はすでに予約が一杯で、という病院もありました。

行ってみた結果、何というかとてもスムーズで気持ちいい検査だったことは確かです。
そこにいる人も看護師さんも受け付けの人も、お医者さんも、きちんとしていてしゃれていて、いかにも上品そうに見えました。動線を考えた工夫された検査の順番や段取りに感心し、ひとつひとつに気が利いています。サービスの極致というか。病院もサービス業の要素が増えたと感じました。

何より病院に思えない場所でした。少なくともそれまで私の知っている病院とは違っていました。病院のにおいがしないし、壁も白ではなくピンク系でどこか明るいトーンや雰囲気に満ち溢れているというか。

さらに、そこで人間ドックを受けると近くの歯科医で無料の歯科検診サービスもついてくるとか。長らく歯医者に行っていなかった私はこれ幸いと、当日になって人間ドックのあとに歯科検診まで受けることに。都会の歯医者ってどんなだろう~。

やはりきれいで天井が高く。これ歯医者?という作りです。歯医者さんも穏やかで上品。
こういう歯医者さんもあるのだと、いやきっと都会ではこれが普通なのかもとあれこれ考えてみたり。

で、その結果、

その日はど~っと疲れました。
やはりハイソな病院はどこか肩がこるというか、疲れます。分相応ということはよく言ったもの。

検査後に入ったカフェではウトウト思いっきり眠ってしまいました。
とはいえ、こういう制度に感謝し、帰りは確定申告まで済ませた一日です。

雲見温泉 Day2

翌朝はこれまた、朝から豪華なお膳とおいしい干物。ご飯が進みます。
お味噌汁はこれまでの人生で最も豪華だったかもしれません。
この味噌汁は昨日の伊勢エビとセットでしょう。

今朝の朝食のみそ汁                   昨日の就職の一品
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民宿なのにコーヒーまで用意してあり、カップも含めてこうした気配りが何ともうれしい。
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若夫婦経営の民宿庄兵衛さんにお世話になりました。

そのすぐ後ろに広がる駿河湾、昨日のご馳走もすべてこの海からあがってきたものだそうです。
これだけ近ければ新鮮なはず。しかし何を食べても、お漬物ひとつとってもおいしい。
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雲見温泉は30軒くらいでしょうか。ちょっとした集落です。
天然温泉掛け流し湯で、お湯に含まれる塩分が高そうですね。
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朝食後は近くの浅間神社へ。ここから420段を上がります。
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上から見た雲見温泉街。遠くにはかろうじて富士山もみえました(右写真)。
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海の色は澄んでいてかなりきれいです。雲見を流れる川も濁度ゼロに見えきれいでした。
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やや暖かいのか花も蕾が開きかけています。
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隣の集落、石部(いしぶ)にある棚田。石部の棚田は、静岡県では初のオーナー制をとっています。私もオーナーになろうかな?!
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魚づくし

伊豆といえば海、西伊豆といえば駿河湾→海の幸 に温泉
これが若いカップルだと西伊豆といえば夕日 を思い浮かべるそうですけれどね。

ということで、海の幸を堪能しつくした晩でございました。
三島に住んでいた頃、沼津港に魚を求めて行ったりもしたのですが、ここまで魚づくしはまれなこと。
苦しかった、最後の方。昼食は抜いてくるべきです。

美しい桜色のイセエビにほれぼれし、カニのおいしさに黙々となり(あとは写真にお任せすることに)。

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おかしいな、温泉に行ったはずなのに印象に残っているのは魚ばかり。
魚がすご過ぎたのでしょう。日本はもう、料理とかサービスで世界と勝負する道を選んだ方がいいように思えてきました。

この週末は

この週末は、家族で温泉に行ってきました。西伊豆の雲見温泉です。

温泉大好きですが、そういえば家族でゆっくり温泉ってあまりないな~と思い、
家族の慰労のためにも、自分のためにも、この冬に行きたいな~と思っていた矢先に届いた、
一通の案内。それは4月の高校のクラス会 in 温泉。

すてき、でも待ってられない。

と急きょ探してもらうことに(夫に)。目指すは西伊豆でした。
最初は土肥あたりを探していたのですが、なりゆきで南下し、雲見の民宿へ。
天然の温泉ということで、ゆっくり、おいしく、のんびり、させていただきました~。

リフレッシュできたので、さあ明日からまたがんばるぞ~
と思いつつ、帰ってきてまだどこか現実モードに戻り切れていない状態です。

ま、それもよし?!

思い出したこと


しかしですね~。

番組では触れられていませんでしたが、番組紹介のサイトにはばっちりあるように、FAOの世界農業遺産(GIAHS)にも認定されている雲南ハニ族の棚田。確か認定は2010年だったと思います。

そしてその報に接した時、まさにこれから日本の里山(能登、佐渡)のGIAHS認定を目指して頑張っているところでした。ハニ族の棚田を見て、そのスケールの大きさに圧倒されつつも、にわかに心配になったことを覚えています。そして後日、COP10名古屋であったかと思いますが、FAOの関係者に思わずこう聞いたことも覚えています。

GIAHSは景観の規模やスケール、サイズは問題視されるのでしょうか

と。おそらく、食い入るような祈るような眼をしていたかもしれません。

だってそりゃぁ、雲南の棚田を見た日には日本の里山との規模の比較がどうしても頭をよぎるってものです。そのスケールの差たるや、ナイアガラの滝と白糸の滝、グランドキャニオンと寸又峡の比較みたいなものです。うまく言えませんが。

答えは

規模やサイズは関係ない、それだけを基準にはしません

とのことでした。まぁ、もちろんハニ族の棚田を知っている彼としては、そう答えるしかなかったかとも思いますが。

今ひたすら思うことは、この番組の放送が、日本のGIAHS認定のあとでよかった、ということ。

同じプロジェクトで働いた友達が、やはりあの番組をみた日本の関係者から電話を受け、
「いや~、日本のGIAHSはまだまだですよ」
と言われたとか。

うむ。

ま、ね、つまるところどの世界でもそうなのですが、自分の土俵で勝負しなければなりません。
日本もそうです。それが宿命なのです。

天空の棚田


観ました!中国雲南省の棚田のNHKスペシャル。
家族や友だちにもみてみて~とメールした割には、自身は録画してあとでゆっくりじっくり観させていただいた次第。



中国南部なので、途中、亜熱帯の植物も見られるのが地理的特徴でもある。
目的の棚田が広がる地域には一年を通して霧が多い。

霧が多い地形というのは本当です。私が行ったのは2010年の6月でしたが、夏だし梅雨もない
のに、空はいつもくもりががっている。せめてこの青空が広がった棚田を写真に残したかった
のですが。その意味でも、この番組はその無念を晴らしてあまりあるものでした。

何と、番組ではこの棚田を空から撮影、ハングライダーでの撮影です。
霧が多いし、棚田のある谷は乱気流が発生しやすいのでこの地形を飛ぶのは
一流のパイロットにもなかなか難儀だそうだ。
いつも下から見上げていた棚田を、空からみれるなんてすばらしい。

中国雲南省に広がる紅河ハニ族の棚田の総面積は 54000 ha, 田の数は300万枚はすべて人の手が築きあげた。東京ドームの一万倍の広さに相当し、世界最大といわれる。広さだけではない。標高差500メートルにわたり棚田は積み重なっており、1500段を超える段数が折り重なる。どんな狭いスペースも工夫して棚田に利用しているため、一面どこもびっしり棚田が敷き詰められているように移映る。

この棚田を支えるのは天然の水。上方に森があり(上から下に向かって、森―村、集落―棚田、となっている)、そこの水が棚田に流れるしかけ(と地形)になっている。とくに水利分配は重要で、その責を担う村人は「溝長」と呼ばれ、村の選挙で選ばれる。水の流れや分岐点を分けるなど、村のすべての田んぼに水が行きわたっているが目を配り、公平を期して一年中絶えず村を歩きまわり水路の流れを調整している。その仕事をしていると自分で米作リに専念できないので、村人から収穫の米を分けてもらう社会システムができあがっている。かくして村人たちの輪が棚田存続の鍵を握っている。

逆に、一軒でも棚田が荒れたり崩れたりすると、ほかの棚田に影響が出て全体が壊れていくからだ。だから、それを知っている彼らの辞書には、「我田引水」という言葉は存在しない。



そして、その景観はただただひとえに見事だ。
この景観を支える棚田を耕してきたのは少数民族のハニ族。1300年の昔から頑なに続けている農法だ。水田養魚もそのひとつ、田んぼの中で鯉を泳がせている。化学肥料や農薬は使わないので、鯉の糞が稲の栄養源となる。鯉は長じて人々のタンパク源にもなる。

ハニ族は文字を持たない。歌でコメ作りを伝えてきた。
歴史はなぞに包まれていたが、一部明らかになってきている(ちなみに、2010年に訪れたのは雲南大学の調査ステーションがだった)。ハニ族はチベット高原の一帯に暮らしていた遊牧民だったのが、争いを避け、6世紀この地ににたどり着き、棚田を作り始めたのは1300年前のこと。以来、自分たちで生き抜くために、山岳地帯の厳しい自然環境と向き合い、克服しようとした。ハニ族の棚田は、祖先の血と汗の結晶だ。

美しい、あまりに美しいストーリーではないか!

「米を作るために働き、作った米を食べてまた働く、人が生きる原点がここにある。」
とナレーション。

「毎年毎年同じことを繰り返すことに意味がある。それはハニ族の生活のすべてだからだ。」
とハニ族。さらに曰く、

「棚田の仕事はきついけれど、生きていくのに苦労はつきもの」

「村に人たちはみな手の指のようにつながっている。家族みたいなもの」

「この棚田の景観は都会の人は美しいと思うかもしれないが、私たちにとっては違う。
この棚田は生きるための場所なんだよ」

どれをとっても深い言葉です。ハニ族の働きぶりと覚悟を決めた生き方にしびれる。
う~ん、フィールドに戻りたくなってきた。

 

既にFAOの世界農業遺産(GIAHS)に登録されているハニ棚田だが、
番組によれば、2013年にユネスコの世界遺産にも登録される予定だとか。
少し複雑な気持ちだ。もう放っておいても人類の遺産なので今さら世界遺産のラベルはいらない。
今さら世界遺産にならなくてもいいのに、と屋久島の変貌ぶりを垣間見てしまった私は、
どこかそう感じている。

中国・雲南の棚田


明日、日曜にNHKスペシャルとして、中国は雲南省の棚田の番組があるそうです。
天空の棚田に生きる ~秘境 雲南~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120205.html

実は私も縁のあった場所なのでとてもうれしいし、今からワクワクします

意外に知られていないんですよね、中国の棚田って。
何せ中国自体が広すぎることもあり(過去のブログ)。

それにしても、
世界最大の棚田だったんだ~。ま、そうかもしれません。
棚田が一面だけでなく、視界の270度から360度まで広がる景観は、何というか
グランドキャニオンが棚田になった感じ?いえいえ、なかなか言葉で表せません。

ということで、録画でも何でも

ひとりでも多くの方に見ていただきたいと思います。
プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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