金環日食2

「もう、話さずにはおれないことってありますよね~」

ヨガの先生。この先生はお話が面白くて私もつい、聞いてしまうのだが、今日のレッスン前の話の出だしがコレ。

「みました?き・の・う」

「ここまで言っても、『え、なに?』っていう人~」

ここまで言われて手を挙げれる人はそういない。ヨガのクラスとは女性が多いもの。

「金環日食を見た人~」

ここまで言われても、みた人は私を含めて5人程度と、片手で数えれる程度で終わっている。実は、職場でも「寝ていました~」という声が多かったのも事実。

日食や月食はヨガの本場の地インドでは不吉なもの、その由来は、などの話をしてくださった。

きれいだった~と話す私は、この思いを家の外でもだれか分かち合いたかったのだが、それが一夜明けてのヨガ教室だったとは面白いものだ。とりとめもなく。

金環日食

東京の天気は曇り。しかし今朝の金環日食は、時々雲間から現れた太陽が月と重なり、環がくっきとはっきりとお目見えした。想像以上にきれいで美しかった。環もいいけれどCの形もよかった。刻々と雲が動き、太陽もお目見えしたりお隠れしたり。自然はやはりいい―しみじみそう思った。自然は、こうして人間に神秘のかけらをみせてくれるが、永遠に続くものではないからなお荘厳で美しい。

なんてことない日食メガネなのに、あんなにきれいな環をみることを可能にしてくれた素晴らしいツール、にみえてくる。
viewer2.jpg
いつの間にかこの日食メガネを買っていてくれた夫(←こういうことになると行動がえらくはやい )に感謝!


ところでウェブで紹介されていたトリップアドバイザーさんの地図。こんな地図が作成できる時代なんだ。ガリレオとかケプラーが知ったらどう思うだろう。すごい時代に生きているんだ、と何だかささいなことで感動している週のはじめです。
eclipse map

3度目の正直?


お気に入りの星座傘でしたが、後日談がありました。

今週の火曜日、14日のことです。その日は前々から雨との予報で、朝から最近購入したての星座傘を持参。
初下ろしのはずが朝は雨に降られず。
夕方、職場を出ると雨 しかもちょっとした雨でなく、傘をさすしかないほどの降りよう。
ちょっとの雨では傘なしで歩いてしまう私ですが、その時はこの傘を使えると思うとうれしくなり、ひとりでドキドキわくわくしながら、パッ(←傘を開く音)

ところがその時の傘は、何といいましょうか、開くというよりかろうじて開かれている状態でした。
どうも骨組みが弱いというか芯が一本抜けているような感じです。
それでもま、雨なのでとにかく駅まではとそのまま開きかけた傘を保ちながら歩いて行きました。

困ったのは駅に着いてからのこと。というのも、今度はいかんせん傘が閉じないのです。
傘を閉じるべく格闘すること5分、無理だと感じてからはそのまま買ったお店に持っていくことも考えましたが、その日は別の用事があったのでやはりそこに向かいたいもの。しかし雨にぬれた傘を開いたたまま、どうして電車に乗れよう。それに、このまま「証拠」を捨てることはできないし何より捨てる場所もない。。。

悶々としていましたが、そこは不幸中の幸いというべきか。傘についていた傘カバーがあったことを思い出し、何とか傘カバーの中に傘を押し込むようにして閉じてみました。(ゼンゼン閉じていないのですが)本質的な解決にはなっていないものの、その場しのぎとしてはこれしかありません。

この傘は一度「返品→交換」のプロセスを経た傘です。お店で買う時は同じ傘が3本あり、その2本が機能しない傘だったと思われます。もう懲りたのですが、長くお店に置かれていたのかもしれません。とりあえずまた返品してみることにしました。その夜は事の経緯などを書いたメモを添えて傘の宅急便つくりです。私の希望は、時間がかかってもいいのでちゃんと機能する星座傘がほしい、という点につきました。

というか時間がかかるだろうなと思っていたので、このことはしばらく忘れていました。

本日、メーカーから傘が届きました。
うれしいけれど不安です。でもこれが3度目の正直となるかもしれません。
雨の日が待たれます。それも大雨の日が(大雨でないと折りたたみで済ます性質なので)。

星座の傘


ところで、ミュージアムショップをのぞくのが結構好きな性質です。
時々ちょっとした小物を買い求めていましたが、はがきを買っていたのは随分昔のこと。マグネットも冷蔵庫の大きさ上、限界があるのでこれ以上要らないし、いい加減クリアファイルだって何枚もはいらなくなってきたところ(しかもたいていファイルは美術館の柄付きで中がみえない→「クリア」ファイルになっていない)。そこで、今回思わず買ってしまったのはこの傘!外は雨だったし、今の傘がいまにも壊れそうな気配でさびてきたこともあり、タイムリーとばかりに買い求めてしまいました。

umbrella_.jpg

ところが帰宅してわかったのは傘が開かない、というか開いてもカチっと止まらないのです(つまり傘をさせない)。そこは悲しいかな、ミュージアムショップ。購入時にデパートのように開いてみることもなく(まあ連休のはざまで混んでいましたから理解できるのですが)気づかず持ち帰ってみるとこの状態。また上野まで行くのは面倒だな~と思いつつ翌日連絡して見たところ、宅急便で傘の返却となりました。それが4日のこと。なのに今日6日にはすでに替わりの傘が届き、その速さにビックリ!さすが日本だわ。ミュージアムの方もさぞかしお忙しい中ありがとうございました。

下から見るとこんな感じ。傘をさすだけで楽しそう。雨でも星を見れるってなかなかすごいこと、そう思うとこうした傘を作る発想にも感心です。
umbrella2_.jpg

空を見ると気持ちが大きくなることがあります。それが雨でも夜でもできるのはうれしいです。昨日、今日の満月もスーパームーンでいうんでしょうか、何ともきれいでした。

博物館めぐり


GW中、唯一の外出として国立科学博物館のインカ帝国展に行った。雨の日ということで少しは空いているとの期待もあった。入り口ではすんなり入れたのでいい兆候と思いきや、中に入るとなかなかの人込みだった。展示品によっては人の動きがピタリと止まっていることも。そういう時、上方に展示物の複写が展示されているのは救いだった。

インカ帝国展―少しでも南米やインカの歴史を知っている人にとっては物足りないかもしれないが、インカが全く未知の世界である私にとってはわかりやすい展示と説明だった。音声ガイドも最新式のもので聞きやすかったし、歴史学、人類学、考古学の3つの視点から紹介していることもウリのようだ。人類学のコーナーで展示されていたインカのミイラを最初に発見したのは近くに住む農民だという。このあたりは、中国・西安の兵馬俑の発見の経緯(考古学史上20世紀最大の発見といわれる兵馬俑を発見したのは、近くの住民が井戸を掘る時のこと。その住民は博物館の副館長まで務め、ビル・クリントンの西安訪問時には一緒に写真に収まっている)と同じで、洋の東西を問わず面白い。

インカ文明は南北4000キロとやや広過ぎる地域で発展し、広大な地域に散在して住むインディオには文字がなかった。インカが滅んだのも、文字がない文化の宿命だった気がする。文化であれ歴史であれ、スペイン人の書いたものしか残っていない、ということはスペイン人の観点だけが後世に残るのだ。スペイン人の考えがたとえ間違っていたとしても一方的であったとしても、歴史研究家はそれをもとに紐解いていくのだから。どんなにフェアな歴史家とて、インカ側の材料のない場合は、材料を提供してくれた征服者側の見方を無視するわけにはいかない。

今年はマチュピチュ発見140周年だそうだが、それとて米国のイェ―ル大学の研究者が探検先として目にして紹介したもの。それとてインカの人々が昔から知っていたものだろうに、文字がないと記録もあまり残らず結局、こうした外部からの目を待ってようやく陽の目を浴びる(しかしインカの視点から正しいかわからない解釈が入る)といった、ひたすら受け身の形になってしまうのだ。

勝てば官軍ではないが、こうやって外部の視点から歴史は作られる要素も否めない。だからか、私にとって一番印象に残ったのは歴史というより、インカ帝国時代にもあったという棚田とミイラを発見した農民の話、インカの街づくりの話だった。

帰りに買った初ペルーコーヒーは癖のない自然な味でおいしい。
inka coffee



その後、科学博物館内で移動し、シアター360へ行った。これはなかなかお薦め。実は一緒に行った家族は恐竜を期待していたらしいだが、毎月内容が替わるようで今回は地球と宇宙の起源みたいな話だった。でも大迫力で10分なのでちょっとの時間、大人でも我を忘れて楽しめる。

そして地球館の動物たち。3階の大地を駆ける生命―これを見るのは何度目だろうか。しかし何度見てもすごい。何でもハワイの日系人実業家の個人コレクション4万点だったものが寄贈されたもので、貴重な学術標本もあるようだ。

science life science life2

と、ここでやめればいいものを、なりゆきで上野公園奥の国立博物館にまで足を延ばしてしまう。目指すはボストン美術館。展示は、刀、着物、仏像と曼荼羅など多岐にわたるがなかでも圧巻は、吉備真備の絵巻、屏風絵、水墨画である。

ボストン美術館は日本美術コレクションで有名だが、その一部を貸し出されて日本でみるのがやや奇妙な感覚だった。どうしてボストンに日本美術がそこまで集中しているのかといえば明治時代のお雇い外国人だったフェロノサが岡倉天心らと収集した、との説明。日本の美術品に開眼し、おそらく当時の日本では二束三文で扱われていたこともあってフェロノサは収集を始めたのだろう。展示中にも「改めてフェロノサの鑑識眼の高さにただ驚くしかない」のような記述があり、私はどこか違和感があり「日本人もお人よしだな、フェロノサや米国からみれば安値で買われて海を渡ってしまったのに」となどと思っていた。植民地でもなかったのにどうしてそこまで国宝級の日本美術が海外に運び出されたのか、と思う気持ちの一方で、当時はボストンにある方が日本にあるより価値が高く、かつこれからもボストンにあることで世界に広く知られるならそれもまた一法、と思ったりもした。

ちなみにこのボストン美術館は国立博物館の「特別展」である。それとは別に「常設展」というものがあり、それが国立博物館の本館で展示されているので行ってみると、何だかひとえにすごい。圧倒されるというかその雰囲気にのまれるというか、ボストン美術館もいいけれど、やはり常設展の迫力はそれ以上だ。他にも「何だかボストンよりすごいな~」とつぶやくお客さんもいたが全く同感だ。ボストンに渡ったのは一部であり、日本美術の本流はここにありき、といわんばかりの展示だ。着物でも刀でも絵巻でも仏像でも、常設展を一通りみるだけで日本が歴史のある国だということを否応なく感じられる。来館者に占める外国人の割合も一見して本館の方が多かった。

そもそもインカ帝国展を見に国立科学博物館に来たのだが、ついでに立ち寄った国立博物館の常設展に感動するとは、我ながらうれしい驚きであった。かなり歩いて疲れたけれどいい一日だった。
プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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