なでしこの存在
毎日暑い日が続いています。8月の東京の暑さは、もうマニラやジャカルタの比ではないですよ。
東南アジアは暑くてもだいたいカラっとしています。
この暑さの中、今日の銀座はすごい人でしたね~。メダリストのパレードに駆け付けた人々の山と熱気は目を見張るものがありました。といってもニュースでみただけの管理人です。いや、何たって暑いんですもの


オリンピック期間ほとんどマニラにいたせいか、今年のオリンピック、ほとんど見れませんでした。みれたのは開会式と男子マラソンくらい。あと、女子体操の個人総合です。ボホールにいた時、夜中にテレビをつけると女子体操が流れていたので、もともと好きなこともあり見入ってしまいました。小一時間、ロシアと米国の選手のメダル争いを堪能しました。子ども時分にコマネチに魅了された世代で、以来、女子体操は好きなのです。ロス五輪のメアリー・ルー・レットン(米国)とサボー(ルーマニア)も印象に残っています。今はルーマニアの女子体操は昔ほど強くないんですね、ちょっと残念。
ということで今年のオリンピックといえば、ほとんどみていなかったのですが、11日の帰国でなんと、なでしこジャパンと一緒になりました。私はマニラからの朝便で成田着が2時半過ぎ。到着ロビーにでるとすごいカメラと出迎えの数。聞けば、ロンドンから3時着の便でなでしこが戻るというじゃないですか!
そこは本来のミーハーぶりを発揮して、まず予約した帰りのバスをすぐさま1本遅らせることに。肝心の選手の通路いうか一体どこに出て来るのかわからず、荷物を持ちながらウロウロしていたところ、キャーという歓声が。
(え、どこ?どこどこ?)
声は聞こえど選手はみえない。というか目の前は人の背中ばかり。。。
と思って右にずんずんカニのように動いていたら、にわかに佐々木監督が足早に歩いてくる姿がみえるではないですか。続いて選手も。
ん?わたし、もしかしてすごくいいポジションにいるのかも?
と慌ててカメラを握る始末。ここは握るのではなく構えなければならないのにっ。
で、がんばってとった写真がこれ(汗)。せっかくの澤選手が。


それでも期せずして成田で迎えたなでしこの選手から、元気をもらいました。
実はあの時、ちょっと思ったんですよね。
あれだけの活躍をして長旅で帰ってきた選手に対して「おめでとう!」「おつかれさま」の一言もかけることができず、写真を撮る方に必死で少し悪かったかなあって。
でも今日の50万の人々が、あれだけの歓声と感謝の言葉を選手にかけて、その役目を果たせていただけかなと思い直しました。
なでしこ、本当におめでとうございます!
ここぞという時に希望の光を灯してくれるのは、いつもなぜか、なでしこです。