デリーでの乗り換え

dehli-dhaka.jpg


デリーに着くと、国際線乗り換えの方に進む。ここがまたインドだからか首都デリーだからか知らないが、妙に空港が広い(ハブ空港はムンバイでなくむしろデリーなんじゃ?)。国内線から国際線の空港にはバスで移動が必要といわれ、ベンチの片隅で静かにバスを待っている。すると、空港職員らしき男性がつかつかと歩み寄ってくる。その近づき方が、ある地点からあまりに一直線に向かってくる。まるで描かれたベクトルの軌跡がみえるかのようだ。しかも眼光鋭い目でみられ、思わず
「わたし、何かしたっけな?」と一瞬だけ弱気になる 

「マダム、ムンバイからのご到着ですね。これからダッカへ向かわれる途中ですか」
ギクッ、追跡されたみたいだがその通りである。
「実は、お荷物の件で参りました。ムンバイでチェックイン時にお荷物の受け取りはダッカとお伝えしましたが、さきほど到着した国内線から国際線へ荷物を運ぶのに時間がかかり間に合わない恐れが出てきました。つきましてはここで荷物をピックアップし、そのまま国際線の空港へ持って行っていただきたいのです」
な、なんだ~(拍子抜け)。
ノープロブラムだけれど、ちなみに空港内の移動になぜ時間がかかるのだろう。
「今は外でデモが起きていて一般道路での渋滞が予想されるからです」

聞けば、荷物は国内線の空港から一般道路に出て国際線の空港へ向かう手はずだったという。
しかし我々乗客はほどなくして、空港をゆっくり走るバスに揺られて優に20分はかかり国際線空港に運ばれた。このバスと一緒に、あるいはその後ろについてなぜ荷物を運ばないのが不思議なのだが、まあいい。そもそも私の荷物なんてスーツケースひとつだし、最初から一緒の方が安心ではあった。ムンバイで別れるインド人同僚に、「デリーで荷物をダッカ行きに移したが、きちんと確認した方がいいですよ。その辺はぬかりなく。ここはインドですから」と「親切な」忠告を受けてはいた。
果たして茶色いスーツケースはすぐに出てきた。

それをもってダッカ行きの便を目指すと、何重にも蛇行した長蛇の列。5分ほど並んでみたが俄かにこのままでは間に合わないとわかり、空港職員に理由を話して思いっきりワープする。こういう時のインド人の柔軟性はうれしい。でもまだ安心していられない。搭乗券は持っているので荷物だけ預け、ダッカ行きの荷物であると念を押し、次はセキュリティチェックの列。何だかしっかり停まっている。しかしここも突破しなければならない。幸い、後ろにいた二人も同じ便でダッカに行くというので、ここでも掛け合って堂々と再ワープする。何も言わないと何も起きないので(当然だが)、結局こうしてワーワー言うしかないのだ。セキュリティチェックを抜けるとあとは走るのみ(ダッ)。まったく4輪のスーツケースにしておいてよかったことであるよ。迎えのバスに飛び乗り、一安心。両替する時間も場所もなかったので、ムンバイで両替もしておいてホントよかった。

あの、わたしをめがけてまっしぐらに近づいてきた男性のことを思い出していた。ここでは何かとピンポイントで見つかるわたし(苦笑)。その理由は明白である。周囲はインド人か南アジアの人ばかり。日本人の私なんて、ここの誰よりも目が小さいし、服装が違うし、体も小柄にみえるらしい。サリーを着ていない女性を探すのが至難の世の中で、私はいい意味で浮いてしまっているのだろう。まったく悪いことはできないものである(笑)。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

Twitter
FC2ブログランキング
カチッ♪クリックしていただけると  はげみになります ↓

FC2Blog Ranking

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
月別アーカイブ
リンク
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター