鍋割山

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家族で丹沢の鍋割山(なべわりやま)へ。ハイキングと聞いていたはずが、気づくと登山ということに(甘かった認識・・・)。今回の計画はすっかり家族任せ。一昨日まで仕事だった私はお弁当を作るだけ。しかし靴だけはしっかりと登山用靴を用意していたのは幸いだったとあとで知る。

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mamusi gusa

朝9時過ぎ、登山口近くの駐車場に到着。10台余のスペースはすでに一杯、林道脇のスペースに車を寄せる。タクシーでやってくる登山客も。最初は八重桜や山の緑を楽しむ余裕もあったのだが、それも駐車場から10分ほどの登山口、二俣まで。登山者カードを入れて出発したのが9時半頃。そこから林道が続き、やおら山道が始まる。
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最初の山場かと思われた箇所を一気に登りきったところで視界が開けた。富士山が遠くに見える。あ~、夏の自然もいいものだ~、と思ったのも束の間。その先が続き、なかなか見えない。何度か休憩をとりたくなり、しかしひとたび休むとその後がつらいので、ぽつぽつ歩き続ける。長い、なが~く感じる道のり。同じ500メートルでも山と平地では大違いと実感。鍋割山は擬似山頂(にせピークというそうだ)のいかに多いことか。何度も急な箇所を登り、次こそ休憩箇所か、次こそ山頂か、と思うたびに何度も裏切られる(は~)。その「次こそ山頂」までいくとすぐさま右手に次の山頂に至る道が目に入るパターン多し。
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そこで途中から観念してゆっくり歩いていると、普段から鍛えているらしい、大学生らしき数人連れがスタスタ歩いてくる足音が聞こえる。登山道で後ろから人が来ると、心理的に落ち着かないわたし。そのため、迫る足音を察するとすぐにゆずってしまう。しかし譲るためには足を止めなくてはならない。休憩でない限り歩き続けていたくもあるため、リズムが狂うことも。また、すれ違う人への挨拶が登山ルールのひとつ。互いに励ましあう意味合いもあるのかもしれないけれど、鍋割山の登山道では息も切れてくる。そういう時に限って、続けさまに下山者が来る。ゼーゼーゼー(←わたし)。元気があるときは挨拶をしていたが、そのうち声を出す余裕もなくなり、軽く頭だけ下げるか引きつった笑顔でしのぐときも。なかには、私の余力を察知したのか、「頂上はまだまだダイブ先ですよ~」と親切なアドバイスまでいただく。きっと余裕がなかったに違いない、登りの写真はゼロ。

ラオスやインドの小山に比べれば、鍋割山はずっときつい。日本の山、じつに恐るべし。上りでは足は元気だったものの、息が随分と切れて休憩を何度も入れた。日頃の運動不足だろうか?屋久島の宮之浦岳以来か。登山とは、忍耐であり譲り合いであり、自分ペースの確保であり、限界への挑戦だと、1273メートルの登山にして学ぶ(笑)。

12時10分すぎ山頂着。山頂では、こいのぼりとともに鍋焼きうどんの旗がなびく。鍋割山の名物だそうだ。これか~、途中で小学生の男の子が疲れていた弟に「鍋焼きうどんが待っているぞ~」と叫んでいたのは。またもや準備不足が発覚。おいしそうだったけれど、せっかく朝方つくったお弁当。片付ければ荷物も軽くなるし、空腹には変わりなくパクパク食べる。山頂はそれほど混んでいなかったけれど、やはりいつもより人が多いと常連さんらしき登山者のことば。
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登山といえば、中高年の趣味というか中高年パワーがすごいと聞いてはいたが、山頂では老若男女が楽しんでいた。しかも小さな4、5才の子どもから犬までいるではないか。とくに犬が3匹もいたのは驚いた。3グループは連れてきたということだ。あの道を犬がスタスタ来たとはスゴイ。かつて私も犬を飼っていたことがあるが、川にこそ連れて行った(しかも河原)ものの、山に連れて行く発想がゼロだった。しかもよくしつけられている。確かに、しつけができていない犬は登山には難しいだろう。

その後、山頂で昼寝。これが気持ちよかった。最初は富士山が見えるほうで昼食をとり休んでいた。ところが途中で、街の見晴らしがよくすいていると家族に薦められるがままに、反対側に移動。そこでまたひと寝入り。しばらくすると、起きがけにどこからか小さな子どもの声がして、鹿の糞に囲まれていることに気づかされる(もう乾いていたからいいけれど?)。なるほど、すいていたはず。眠気覚ましに山頂でコーヒーを。これがまたおいしかった。ついているクッキーがまたおいしかった。鍋焼きうどんは次回の楽しみに。
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ここから下山、別ルートから下ることに。塔ノ岳に向かう道(しかし塔ノ岳までの余力はなく)との分かれ目の、金冷しまで行き、ここから二俣へ向かうことに。
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下山のはずがなぜかまた登りが続く。途中、ニホンジカや木々に会いながら、途中、金冷しまで上ったり下ったり。眼下には秦野市が広がる。
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金冷やしを出たのが午後3時過ぎ。ここを過ぎると一気に下山道が続く。しかし何の道しるべも、赤いリボン一本すらないなか歩くこと1時間強、遠くに聞こえてきた沢の音だけを頼りに、出発点の二俣を目指す。ようやくこのサインが見えてきて安堵。

sign goal

二俣には、午後4時20分着。下山はのぼりに比べて元気だった。これも登山靴のおかげか。やはり靴は大切。いえいえ準備がもっと大切です。鍋焼きうどんを逃さないためにも。

これで温泉に入れば最高だったが、帰りの渋滞を避けるためと、とかく体が横になる休みを欲していたために一路自宅まで車を走らせる。その結果、就寝9時(→ 起床2時40分)。

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Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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