佐渡
ひょんなことから数日前、佐渡に行ったのでした。とんぼ返りだったけれど、初めての佐渡。
雨といわれながらまずまずのお天気でした。サッとふり返ってみます。

新潟港からジェットフォイルで静かにで走ること(?)一時間強。
能の郷という佐渡の、両津港に到着。

こうした里山の風景もあちこちにみられる。

佐渡といえばトキ。ニッポニア・ニッポン(Nipponia Nippon )と小学校で習った記憶あり。
2年前に放鳥が始まり、これから野生への復帰が期待されるところ。
そのトキだが、その日はなかなか現れてくれない。もう見れないと思っていた矢先に、
姿をあらわした。

繁殖期を終えた今は体毛はグレーで、これから白になっていくらしい。

その後別の田んぼでみた、羽を広げて飛ぶトキ。
下の写真ではそれがわかりにくいけれど(笑)、それはきれいだった。
夕方で、ねぐらに帰るところだったらしい。

美しいトキで保護活動が盛んだが、トキを害鳥とみなす農家もいて、これもリアリティと政策の違い?
佐渡の認証米。なにを持って認証されるかというと、減農薬生産であることと生物保全がポイントのようだ。トキ米が東京でもイトーヨーカドーなどで売れているらしい。

これは帰る日の朝刊(朝日新聞)。世界遺産登録を目指す佐渡が、
国内暫定登録されたという記事。おめでとうございます。
これからが長い道のりに違いない。

それにしても、東京から2時間で新潟とは、交通網の発展で日本はどこにいくにも近くなり、また狭くなったと実感。この電車や鉄道網の発展は、日本が世界に誇れることのひとつだと思う。中国やオーストラリアは、これを見習うべきといっているらしい。