人生の先達


子ども時分からときどきお世話になってきたH先生の奥様が亡くなった、と風の便りで知ったのは
1ヶ月ほど前のこと。

先生の奥様にお会いしたことはない。
知っていたことはただひとつ―ご主人を立ててついていく絵に描いたような良妻賢母の奥様に
しっかり支えられたH先生だった、ということ。それだけに、奥様の存在の大きさは熟知していた。
H先生にお世話になるということは、すなわち、奥様にお世話をかけることである。
先生の陰に、横に常に奥様がいらしたのだ。

今日そのH先生にお会いした。どこから話し始めていいかわからないようだった先生も、
ポツリポツリと今の思いや日常の変化を静かに語り始めた。

 夫婦というもの
 長年連れ添った妻が、ある日を境にいなくなる日常のひとコマ
 いいようのない寂しさを感じるとき

そうしたものを語り口から感じ取るのに十分だった。



おかしな話だが、親以外の人生の先輩の話に耳を傾けるのもいいものだ、となぜか思えてきた。
世代や境遇の違う人の話は教えられることが多い。

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プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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