ついでに

プレゼンが無事終わり、質疑応答の時間に入りました。会場の反応が静かで質問がなかった(!)と仮定して、日本と海外でよく見られる傾向を並べてみます(ここでは敢えて思いっきり一般化してみますのでご了承ください)。

議長/ファシリテーター 「質問、コメントありましたらお願いします~」
(1) 日本  バージョン
し~ん → (演者)ホッ、ま、いいか → そこで議長が何か質問する、または「では時間となったので次の演者に」となる。
(2) 海外  バージョン
し~ん → (演者)明らかに落胆の表情   → 演者自ら とにかく何か を話し出す(議長が何か言い出す前に)。

とにかく何か、の部分は千差万別です。
(パターン1) そういえば言い忘れましたが~と切り出し、結構説明が延々と続く → そこで質問やコメントが誘導されて出てくることも多し。
(パターン2) 私のプレゼンは文句なくクリアだったのね~と話す(努めて冗談ぽく) → 必ず誰かが笑う。
(パターン3) プレゼンに関連するエピソードを何か話し出す。
(番外編) 発表中に会場の電気が急に消えた時  (←途上国で3度ほどあり)
演者たるもの(?)真っ暗な中でもめげずに  話し続けます。部屋は真っ暗、プロジェクターも消えているので、頼りは話だけで本当に声が響くのみ  。こんな状況で、しかもいつ電気が戻るかわからないのに話し続ける演者はエライッ~ と私は心の中で拍手しました。単に話し好きだったのかもしれませんが。


ここで、めでたく質問が出た  としても、あまり身構えることはないと思います。もちろん、聴衆はだれも演者をいじめよう、とはゆめ思っていません。質問者には、「とにかく知りたい、確認したい」という思いありきなのです。そもそも研究者は好奇心旺盛な人種ですから、少々違う畑の話でも基本的に興味を持って聞いていてくれるもの。そこでわからないことが出てくると「はいっ、質問~」となるのです。こういった質問や議論を機に、何か考えつかなかったアイディアにつながるかもしれず、もしかしたら共同○○(研究でもプロジェクトでもOK)の話が持ち上がるかもしれないのです。

一方、聞く側にも問題ありのことも、残念ながらゼロではありません。
なぜか、あまりに露骨に「聞いていない」メッセージを打ち出す人がいますが、明らかに聞いていないよ~という(あるいは意図せずともそうとられてしまう)スタンスは、極力避けた方が賢明です。聞いているフリをするのもスキルだと聞いたことがあります。逆に、どうみても質問できるはず(教授クラスで英語OKみたいな)の方が、一言も発せず黙って座っているのも、やや奇異に映ります。ある時、プレゼンを聞きながら時折頷いたり必死にメモっている先生が、たまたま私の斜め前にいました。どうみても経験豊かそうな先生です。しかも分科会だったので、おそらくその分野の方なのでしょう。人数も20人ほどだったので、そのメモ魔ぶりはそれなりに会場の注意を引いていました。それだけに何も参加しないのも妙で、それだけ聞き取れてメモれるのにどうして一言も発言しないのか、不思議~と視線が寄せられていました。

ともあれ、場の雰囲気は会議や学会ごとに違っていろいろですが、それも含めて味わうことがまた楽しく、勉強にもなるのです。ぜひ、お楽しみあれ!

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プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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