Day 2 New Haven
寝坊してしまった二日目の朝。プログラムでは毎朝、会議場で朝食をとることから始まるので、遅くなると朝食も片づけられてしまう、とあって、寝坊すると空きっ腹で会場に走る羽目になってしまうのです(有無を言わさず、会場にしかも時間内に足を向けさせるしかけがよくできているような?)。でもま、会場まで近いので、鼻歌を歌いながらテクテクと歩いていく。
それでも少しは近道をしようかと裏道らしき所を通り抜けると、大きな図書館が眼前に現れる。やはりりっぱ~


全米で第二の規模を誇る図書館 Sterling Library である。
ところがデンマークからきたカレン曰く、
「朝早く来たから近くの図書館にいってみたのよ。それがね、なんというか、教会みたいな感じなのよ。この電子書籍の時代に新刊の本はないし、古いというより時代遅れの感じたわね」

それって、ヨーロッパ人(デンマーク人)だから言えるセリフ

わたしなんて古いとか歴史があると聞いただけで、すごいな~と思ってしまうのだが。
「デンマークって国ができて何年くらいになるの?」
「もともとスウェーデンとかと一緒だったからね。800年とか1000年くらいじゃない?」(自分の国なのに結構テキトー?


「日本ほど古くはないわよ。日本は数千年でしょ」
「日本は2000年、お隣の中国は6000年でございます。カレン先生」
今回は、日本どころか中国の応援まで回っているわたくし。そういえば、珍しく中国人の姿をみないこともあるのかもしれない。たとえば、アメリカに来て初めて知った餃子が大好きな若いチリ人夫妻。日本人の友達に教えてもらったらしく、そんな餃子を作りだした日本人だは素晴らしいと絶賛していた彼ら。水を差すわけではないが、一応オリジナルは中国、と教えてあげる。
「ホント~~?ショック。じゃあたこ焼きは?たこやきもたまらなくおいしいわよね」
さすがに、それは日本かと
