来てしまったイタリア


チューリッヒにもう少しいたかったのですが、泣く泣く(?)ローマに向かいました。



機内で、スイス人(だか何人だか知らないが)の男性CAから、これ以上ない笑顔で迎えられる。
(一般人なのになぜだろう?)と不思議に思いながら着席。
その男性がまた、何ヶ国語かで次々とアナウンスを続け、うらやましがらせてくれる。

と思っていたら、そのうち飲み物か何かを配りにやってきて、開口一番、

「マダム、ドイツ語を話されますか。」(見るからにアジア人の私が話すわけないでしょ。)

「マダム、お飲み物は何がよろしいでしょうか?何でも用意してございます、マダム」

何でもいいけれど、ちょうど暑かったこともあり、あまり考えずに

「じゃあアイスティーください」

すると、またたく間にもの悲しげな顔になり、

「マダム、アイスティーだけはございません。。。」

そこまでしなくても、と思うほどの表情の変化に、もしかしてCAというのは俳優並みの演技力が必要なのかもしれないと思ったわたし。



イタリアに着くと、荷物を待つ間に、日本からのツアー客と一緒になる。すると添乗員さんの言うことがまたいい。
「みなさま、ここで荷物をお引き取りください。ここはイタリア です。荷物が出てくるまでにかなりの時間がかかりますので、その間にお手洗いなどをお済ませください」
イタリアです、に強い語気を感じた。日本ではないのですよ、みたいな。

荷物を引き取ったあとにパスポートの準備をしていたら、気づけばなにもなく終わっていた。
そうか、スイスですでに「入国」したことになっていて、要らないようだ。
Welcome to Europe!

そのあと、空港から電車に乗ろうとして、行き方をそばの女性に聞く。私の感触では、イタリア人は見知らぬ旅人に対しては、概して女性の方が親切だ。同世代のようにもみえるそのひとは、何でも音楽家らしく日本に二度来たことがあるとか。

で、彼女のあとについていくと、エスカレーターが故障して動かない。するとすぐに隣の階段をスタスタ上がり始める。私より小柄で私より大きな荷物なのに、それを抱えてあの歩く速さはなんだ~
私は、おそらく女性にしては逞しい方だろうけれど、それでもヒ~~ と内心叫びながら、必死に階段を上がる。踊り場2回、ゆうに50段はあったと思う。ぜ~ぜ~言いながらあがりきったところで彼女曰く、

Welcome to Italy!

あまりうれしくないかも。 ・・・チューリッヒにいればよかった。。。

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プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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