ブログでの引用

ときどき、聞いたり読んだりした中で心に残った言葉を、ブログで紹介してみようと思っていました。それでも著作権もあるし、こういうことってどうなのかしら?と思っていたら、たまたま今朝の日経にタイムリーな記事「ブログで書籍の要約をしたい 著作権侵害になる?」を発見。2009年4月4日の日経プラス1です。

・ 著作権の保護期間は、原則として著作者の死後50年まで。ある程度の長さの著作物を短く要約する翻案も著作者の権利になっている。
・ 新聞の読書欄のように何が書いてあるかを紹介する程度の要旨ならば、著作物の翻案とはいえず、著作権法違反ではない。ところがこの、要約と要旨の区別は難しい。要約は原作品を読まなくて著作者の思想や感情がわかったと感じさせる内容で、要旨は原作品を読む意欲を起こさせる内容というのが一般的な解釈である。

ここまでは、要旨はOKだが要約は一概には言えない、というところだろうか。さらに記事は続く。

・ 文章の要約や抜粋がなければ、感想や論評の意味が伝わりにくいこともある。そのため、著作権法では著作物を無断利用できる例外規定のひとつとして「引用」を認めている。
・ 引用の条件について、引用部分と、論評や感想の部分の関係が重要。ブログで公開する文章の中心が論評や感想であれば問題ないが、ほとんどが本の要約で論評や感想部分がわずかしかなければ引用と認められない。
・ 引用と認められるには、原作品の出所の明示や引用部分が明確に区別できるようにする必要がある。ただこうした条件を満たしていても、引用が著者の考えと異なる要約になっていれば、著作権法違反になる可能性がある。

結局、注意して引用しましょう、ということだろう。

今まで、細々とではあるが論文等を書いてきたこともあり、こういうことに敏感にならざるを得ない。というか研究者やものを書く人ならだれでもそうだろう。米国の大学院で最初に強く指導(勧告?)されたことも、この手のことだった。言わずもがなのことだが、それでも米国では、分野を問わず遅くとも大学から徹底的に指導されている。だから学生のコピペが問題になる昨今の風潮は、ちょっと日本らしいと私は感じる。

ということで、そのうち少しずつ引用&要旨で紹介してみたいと思っています。


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

Twitter
FC2ブログランキング
カチッ♪クリックしていただけると  はげみになります ↓

FC2Blog Ranking

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
月別アーカイブ
リンク
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター