再会


今回のラオス行きは4人のチームで動いている。私以外は、米国で仕事をしているコロンビア、ベネズエラ、インド人という構成。

チームリーダーの J (コロンビア人)に、ポロシャツにジーパンといったいでたちだけは避けるように、と珍しく服装まで言及されていた今日のミーティング。フィールドにいてきちんとした格好をする人もそういないが、会議にジーパンを着る人も珍しい。みれば、確かに彼らは超ラフな格好をしているから、自分に言い聞かせたに違いない(?)。

約束の朝9時に、その人とのミーティングに向かうために一度タケックまで小一時間かけて出た。タケックとはラオス中部カムオン県の街である。朝食を済ませ、そこからさあミーティングに向かうという時に、この場所はどこかの村ではないかとドライバーに指摘される。結局、宿泊していたゲストハウスに近いことが分かり、またゲストハウスまで一時間ほどかけてもどる羽目になった。ゲストハウス周辺には朝食をとる場所がなかったので、はるばるタケックまで朝食を取りに来たことになる。服装を気をつけるほど大切なミーティングの行き先を、思いっきり間違えるなどのアンバランスが見ていて面白い。こういったことはフィールドにはつきものだが、最近忘れていた。

しかし到着してみれば、これではわからないのも無理ないと思えるような立地だった。幹線道路から道を入りしばらく進み、本当にここに何かあるのだろうかと思うような村のはずれに隠れるかのように建っていた。事務所自体はどっしりとした立派な構えだ。

そこで待っていたのが P さん。一瞬、見慣れた顔に見えたが、今回来ているラオス中部は初めての土地である。もしこれまで会ったことがあるとすれば、北部のルアンプラパンであるはずだから人違いだろう。そのままミーティングに入った。彼はユーモアのセンスもあるのか時々笑いを巻き起こしていた。話の途中、時々彼とは視線があったが、私にではなく日本からきた私への視線と捉えていた。ところが帰り際に、「どこかで会ったことあります?」聞いてみると、即座に「ええ、ルアンプラパンでね」と話すではないか!

聞けば、当時のプロジェクトの会合に来たというのだ。そうだ、思い出した。政策担当の部署にいた彼に、出席してもらったことがあった。その後少しやりとりもあって、ちょっとした報告書をまとめたことも思い出した。その彼がここにいる。それも全く違う組織に。
「いつからここに?」
「この3月かな」
「私のこと気付きました?」
「ええ」
「なら、最初にそう言ってくださればよかったのに」
「オフィシャルの場だから避けた方がいいかと思って」

あれだけ笑いを取っていた割には、繊細な気づかいの人らしい(いや、知り合いに「公式」も何もないのだが・・・)。それにしても、服装を気をつけるように言われた原因の人は、まさにこのPさんだったことになる。
ラオス人の彼と最初に会ったのは3,4年前で、今はこうして、お互い当時とは違う組織で違う仕事をしている。

こんなことってあるんだ~と思った一日。いや実に世界は狭くて面白い。

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プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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