理解できないこと


「私は知りません。知らないんです」
仕事をする上で、ど~もこの手の言葉を最近とみに耳にするようになってきた気がする。
別に問い正したわけでもなく、話の流れで軽く聞いてみたらこの返事。もうそろそろ来そうだな
(きたきた~)、と予感が働いてしまうときもある。
正直、仕事では聞きたくないと思うセリフがあるが、これはまさにそのひとつ。とくに、急いでいたり重要な局面であればあるほど、耳にしたくないもの。なのに、よけい何度も聞かされるともう、そこには別のメッセージがあるのかとさえ思えてしまうことも、と想像してしまう。

「私は知りません。あずかり知らないんです。→ だからこれ以上は、私には聞かないで下さい → それに関する仕事は私には回さないで下さい → もう私を解放してください」
そんなメッセージすら、見え隠れする。後ずさりしている音まで聞こえてきそうだ。大丈夫、
そんな(=仕事を任せる)つもリ、最初からないですから(笑)。

しかし、ここで私は、じゃあ、と一歩つっこんで聞いてみたくもなる。
「仮の話で、あなたがこの件で何かを知っていて話してくれたとしましょう。それがもとで、
ある問題が起きたとします。その時、だれかがあなたをひどく責めると思いますか」
「たとえ責められたとしても、そこであなたは何か責任をとるおつもりですか。具体的に何ができる
と考えていますか」
もう、いっぺんで嫌われそうである(笑)。その前に、理解できないという顔をされるだろう。かくいう私だって、そういう人々の仕事に対する考えやベクトルに、理解できないものを感じることがあるのだから。

世の中にはいろいろな仕事がある。組織の目標や命題、使命も様々だ。ここではしかし、何も会社の存続や何億の商談がかかっているわけでもあるまいし、まして人事の問題がかかっているわけでもない。そんな状況で、いったい何を恐れているのだろう。

「事実は知らないが、前後関係や状況から推測するにこうだと思います」(+簡単な説明)
このくらい言ってみたらどうなのだ。本当に知らないにしても、仕事をするならしっかりと考え、
必要に応じて自分の考えを口にして、行動に移してみる姿勢がほしいと思う。さらに潔さがあれば、
もっといいけれど。

つくづく自分の頭でしっかり考える(という当たり前の)ことの大切さを、改めて感じる。
自省をこめて。





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プロフィール

Sainah

Author:Sainah
仕事&興味:途上国と開発援助 [セクター] 農業・自然環境・生態系
少数民族、伝統文化、科学・技術、時間管理、組織マネジメント、外国語(☜ 日本語とあわせて日々奮闘中)、海より山、温泉、古いもの好き、ABBA、中島みゆき

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